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2012.10.26
どんぐりに穴をあけるはんにん発見!!
こんにちは!!
今日はいい天気でした。どんぐりひろい日和でしたね。
どんぐりひろいをするにあたって、「わ、きれいなどんぐり!!」と手に取って眺めてみたときに裏に穴が開いていた・・・。なんてことありませんでしたか?
ちょっとがっかりですよね。いったい誰が穴をあけているのでしょうか?
どんぐりがたくさん落ちている場所をよーく見てみると・・・
「わ、エイリアン!?」と思われるくらい変な形をしています。そう、この長いゾウの鼻のような口をしている虫こそどんぐりに穴をあける「はんにん」なのです!!
名前をコナラシギゾウムシといいます。
ゾウの鼻みたいな口を持つ昆虫の一種です。「ゾウムシ」の名前は結構ポピュラーなのでお聞きになったことのある人はいると思います。
彼らが、この長ーい口でどんぐりに穴をあけて、中に卵を産むのです。
穴の開いたどんぐりを白いティッシュの上に2~3日置いておくと穴のあたりに粉みたいなものが出てきます。これはゾウムシの赤ちゃんがどんぐりを食べて出したうんちのようなものです。そんなどんぐりを見かけたら「ああ、このどんぐりは先約がいるのだな」とおもって元の場所に戻してあげてくださいね?
みんなの大好きなどんぐりは虫にとっても大切な食べ物なのです。